スプリング・カーニバル
プリマヴェーラ  スプリングタイム・サン
いろいろなキャラが入れ替わり立ち替わり場所を移動していくが、来ないキャラも結構いる
ミッキーミニーは前半でリドアイルから旧ポルト船に乗り込み湾を巡る
「春の太陽」が立ち上がる 25周年のお祝いにアリエルカップルと
アラジンカップルが登場
管理人の感想

見終わってまず「‥‥で、何がしたかったの?」 そんな感想だった。
本当に何をしたいのか、何を見せたいのかがわからない。
去年のプリマヴェーラも特に何かが伝わったわけではないが、それなりにまとまっていた。
しかし今年のこれはただひたすらキャラが動き回り、踊るのみ。
ミッキーとミニーは始まって早々に昔懐かしいポルト船に乗り込み、豆粒になってゲストに踊りを即す。
「ハンカチを振って!」「ジャンプ! ジャンプ!」
声だけがむなしく響き、メディテレーニアンハーバーを囲んだゲストの九分九厘がそれに応じない。
いや、応じられないのだろう。あの唐突さでは無理もない。

曲は去年のテーマを引き継いでいるが、去年のようなクラシックのアレンジなどはなく、
ひたすらメインテーマがぐるぐる回っている印象。つまりメリハリがない。

このショーには、2回の「ポカーン」なシーンがある。

一つめはメディテレーニアンハーバー中央に「春の太陽」が登場するシーン。
ミッキーが「なんだろう?」というと、むくむくと巨大な太陽が起きあがってくるのだが、ごらんの通りの造形。
学芸会のお遊戯で使われたものを巨大化したような太陽。
思い切って目鼻口を描いたほうがよかったとさえ思う。
これをショーのクライマックスに持ってくる勇気を、私は逆に称えたい。
色彩設計や造形ではディズニーの右に出るものはいない、と私は昔学んだのだが‥

ちなみにこの船はこれにしか使われず、キャラが乗り込むことも登場することもない。
ショー開始から湾中央にドデンと設置されているわりにはこの有様。
予算はもっと大事に、効果的に使うべきではないだろうか。

二つめはショーの最後に登場する25周年の船。
ショーが終わったかと思うとナレーションが流れ、いきなりどこかで見たような船がやってくる。
一瞬、シー5周年の船に「2」だけ加えて出てきたのかと思ったほど。
予算を使うならむしろこっちでは?
そもそも、なぜこのショーの最後に、6周年にも関わらず25周年のパートを組み込んだのかが意味不明。
乗っているキャラもたった4人だけで寂しさひとしおだ。

このように、今回のショーは「何をしたかったのか」がわからない。

昨年のレビューにも書いたが、去年のものも内容はないが、まだまとまりがあってゲストの一体感もあった。
しかし、今年のものは明らかに劣化している。
楽しんでもらいたいという気持ちが感じられない。
テキトーな感じ。
とてもじゃないが、春の訪れを感じることなどできない。

イベントグッズのデザインも女児向けだ。
あ、そうか‥ このイベントは女児向けなのかもしれない。
であれば春の太陽も理にかなっている。恐るべしディズニー。

それにしても、パーク内のデコレーションも昨年より地味な感じだし、
楽しみなスペシャルメニューも数えるほどしかなく、
大人としては、シーは衰退の一途。

この後も、シーはこの調子で突っ走るのだろうか?
振り向くと誰もいない‥ なんてことにならないよう、今後の巻き返しに期待、できるのか?

■管理人の勝手にランク付け■
人気度 ★★☆☆ 撮影難度 ★★★ 大人度 ☆☆☆☆
こんな人にオススメ> お花畑が好きな人 白い猫が好き 視力の良い人